マンションを売却する際に挨拶は必要？

マンションを売却するに当たり、近隣の人に挨拶をした方が良いのかどうか悩んでいる方は多いかもしれません。

売却するときにもご挨拶をした方が良いのか考えてみましょう。

感謝の意を伝えましょう

売却されたときの挨拶については悩むかもしれませんが引っ越してきた際のご挨拶は馴染みがありますよね。

引っ越してきた時に挨拶をする風習は昔からあり、これからお世話になる意味を込めて以下のようなご挨拶をするのが一般的と言われているようです。

・マンションやアパートであれば自分から見て上下左右の部屋の人にご挨拶
・一軒家であれば向かい側の3軒と両隣の2軒にご挨拶
・自己紹介とこれからお世話になる旨を伝える
・500円～1,000円程度のプチギフトを渡す

ではマンションを売却するときはどうでしょうか。やはり周囲への感謝の気持ちを表すためにも管理人さんや隣近所の人には「お世話になりました」と伝えるべきです。

「これからは別の場所に住むことになって一生会わないからどうでも良い」という考え方は良くありません。挨拶をしなかったとしても金銭的な損は一切ありませんが、やはり感謝の意を伝えるためにお礼をしましょう。

・お礼をされて気分を害するような人は基本的にいない
・自分のマンションを購入してくれた人が近隣の人に馴染みやすい
・次に入ってきた人が邪険に扱われずに済む

このようなメリットもありますから、マンションの売却が決まった段階で早朝や深夜といった時間帯を避けて挨拶をしてみてください。

挨拶の際に持っていくものはある？

ただお世話になったことを伝えるだけでも問題はありませんが、挨拶の際に何か粗品を持っていくことをおすすめします。

・タオルや洗剤など日用で使用する消耗品
・コーヒーや紅茶など誰にでも好まれる飲み物
・人気店のお菓子や住まいの郷土菓子

これらの粗品が適しており、引っ越した時のお礼と同じように500円～1,000円程度のプチギフトで十分かと思います。

あまりにも高価な品物を渡すと逆に相手は気を遣ってしまいますし、「貰っても仕方がないな」「スペースを取るから邪魔だな」と思われてしまってはせっかくのご挨拶も意味がありませんよね。

「安いタオルやお菓子で十分なのか？」と疑問を抱える方もいらっしゃるかもしれませんが、マンションを売却した後の挨拶はお世話になったという気持ちを伝えることが一番大事なので、渡す品物の値段では決まらないのではないでしょうか。

売却時の挨拶はそこまで大変なことではありませんし、渡す粗品に関しては量販店で簡単に入手できます。

お礼を言われる身になった際に、黙って出て行かれるよりも一言添えてくれた方が嬉しいはずなので、忘れずに感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね。

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