病院の退院時に挨拶は必要？

病院を退院する際に、お世話になったお医者様や看護師さん、同室の方々に挨拶をした方が良いのでしょうか？

その相手や注意すべき点は？

ここで考えてみましょう。

退院のご挨拶をする際のポイント

一定期間に渡って入院し、退院できることとなった場合入院生活中にお世話になった方々へのご挨拶はどうすればよいのでしょう。

結論としては可能な限りで良いので感謝の気持ちをお伝えしてお世話になったことへの謝意を表しましょう。

では具体的にどうすればよいのかポイントを絞って考えてみましょう。

ポイントとしては以下のものが挙げられます。

・ご挨拶をする相手
・物をお渡しするべきかどうか
・注意したい点

退院のご挨拶やお礼をする相手

退院のご挨拶をする相手としては以下のような方が考えられます。

・自分の担当をしてくれた医師
・お世話になった看護師
・一緒の部屋で過ごしていた他の病人の方
・病院内を清潔に保ってくれている清掃員の方

入院してお世話になったこれらの方々に可能な限りご挨拶すればＯＫです。

退院の物をお渡しするべきかどうか

こちらに関しては贈り物は特に必要ありません。

「お世話になりました」と軽く挨拶をして謝意を伝えるだけで十分です。

特に病院にお勤めの方については病院で金品の受け取りを禁止されていることが多いですから逆に迷惑となってしまいます。

物をお渡ししたい気持ちも分かるのですが気持ちだけに留めておきましょう。

退院の挨拶時注意したい点

挨拶する際の注意点を相手別に考えてみましょう。

・自分の担当をしてくれた医師や看護師や病院スタッフの方

これらの方に共通した注意点として忙しい時間帯を避けるようにしましょう。

特に医師の方をわざわざご挨拶のためだけに呼び出すのは避けましょう。

看護師の方に「先生によろしくお伝えください」と伝えれば十分かと思います。

看護師やスタッフの方も同様で忙しい時間帯に呼び出すのではなく落ち着いている時間帯にご挨拶するようにしましょう。

・相部屋で一緒に過ごした同室の方

相部屋で同室した人へと挨拶する際にも、気配りが必要となります。

退院する際にカーテンが開いていて顔が見える状態であれば、「今までお世話になりました」とご挨拶すれば問題はありません。

しかし、出ていく際にカーテンが閉まっていた場合は、無理に開けずにそのまま失礼すれば良いでしょう。

「何も言わずに出ていくのが嫌だ」という気持ちは十分に分かるものの、入院中は特に繊細になっているケースが多いです。

挨拶することで相手に気を遣わせてしまうこともあります。

どうしても謝意を伝えたければ手紙にしたためて看護師さんを通じてお渡しするのが良いと思います。

まとめ

以上のように退院する際の挨拶は仰々しく関わった方全員にする必要はありません。

謝意を伝えたい方に出来得る範疇で簡単にご挨拶すれば十分であると言えます。

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