見舞いの際のマナー、ルールは?アポなし?子連れは?
2018/01/07
家族や友人が病気や怪我で入院してしまいお見舞いへ行くこともあるでしょう。
この際に押さえておきたいマナーがいくつかあります。
病院へのお見舞いの際のマナーを知らないことで周囲に迷惑を掛けてしまったり失礼があったりすることのないよう最低限守りたいマナーをまとめてみました。
お見舞いの日時や面会時間を確認する
心配で今すぐお見舞いに行きたい気持ちも分かります。
しかし患者さんやご家族の都合もあることですからできればアポなしで行くのではなく、事前にお見舞いの日時や面会時間を確認するのがマナーの一つです。
・友人や恋人には自分の弱々しい姿を見せたくない
・短期入院でわざわざお見舞いに来てもらう必要性がない
・手術後の数日間は体力の消耗が激しくて身体を休めなければならない
・周りの他の患者さんへと迷惑がかかる可能性がある
などなどあえてお見舞いに行かない方が患者さんの負担にならないケースもあります。
まずはお見舞いに行くべき状況か否か周りの方とも相談して決めるのがベターです。
親しい友人や同僚であれば直接メール等でお伺いするのも良いでしょう。
ビジネスでお付き合いをしているケースでは上司や同僚に相談すると良いと思います。
大人数でのお見舞いや長時間に渡って居座るのはNG
病気や怪我で気力が低下している友人を元気付けようと、大人数でお見舞いに行ったり長時間に渡って居座ったりするのもマナー違反の一つと言えるでしょう。
病室は患者さんの生活空間なので少人数で短時間のお見舞いが基本です。
又、相部屋の場合は他の患者さんの生活空間でもあります。
長時間に渡って面会すると同室している患者さんの気分を害することになるかもしれません。
時間が長くなりそうな時は病室ではなく病棟のロビーや休憩室を使うことをおすすめします。
最低限、上記の点を押さえて、極力患者さんに負担をかけぬよう配慮しましょう。
相部屋であれば昼間でも寝て休んでいる患者さんがいらっしゃいますから、お話しする際は声が大きくなりすぎないように注意することも必要です。
小さな子供を連れて行くのは控える
おばあちゃんやおじいちゃんが病気で入院し、孫の姿を見せて元気づけてあげたい、と思うこともあるかもしれません。
このように小さな子供をお見舞いへと連れて行きたいという気持ちは分かります。
しかし小さなお子さんは大人のように周囲に配慮することができないこともあります。
悪気はなくとも周りの患者さんに迷惑をかける可能性がありますから避けたほうがベターです。
又、子供は知らず知らずのうちに風邪のウイルスや細菌を持ち込んでしまうケースもあるので病院によっては子供が病棟に入ることをお断りしてることもあります。
いずれにしても小さなお子さんを連れてお見舞いに行く場合には病院に事前に確認されることをおすすめします。
まとめ
以上、お見舞いの際の簡単なマナーをまとめてみました。
マナーを守りつつ患者さんを元気づけられるようお見舞いできると良いと思います。