病院にお見舞いの際、手土産品のおすすめやルールは?
2018/01/09
友人、同僚、親戚が入院!
一刻も早くお見舞いに行きたい気持ちはよく分かります。
ですが
・お見舞いに行く時は手ぶらで行っても良いのかな?
・何か品物やお金を持っていく方が良いのかな?
こういった疑問を抱えている方も多いことでしょう。
又、何かを持っていくにしてもマナーやルールはあるのでしょうか。
ここで、考えてみたいと思います。
品物か現金かは入院している人の立場で変える
入院している人の立場でお見舞い品にするのかお見舞い金にするのか変えるのが良いでしょう。
具体例を挙げれば以下のパターンが一般的かと思います。
友人⇒気の知れた仲であれば形式ばったお見舞金よりもその友人に合ったお見舞い品
職場の同僚⇒一般的にはお見舞い金のケースが多いでしょう
親戚⇒親戚間のルールや習慣に従うのがベターです
ただし絶対にこうしなければならないというルールが決まっているわけではありません。
友人であれば周りの友人と親戚であれば家族と、職場の同僚やビジネス関係の人であれば上司と相談すると良いと思います。
お花はOKなものとNGなものを確認する
一昔前は病院へのお見舞いの際にはお花を持っていくことが多くありました。
しかし、病院によってはお見舞い品としてお花を持っていくことに対してNGを出しているところもあります。
その理由としては花瓶の水や鉢植えの土は細菌が繁殖しやすいためです。
よって感染防御の観点から病室に持ち込んではいけない、としているケースがあるのです。
こういったことは事前に病院に確認すれば分かることですからお花をお持ちする際は確認されることをお勧めします。
また、OKが出ていてもお花の種類によっては控えた方が良いこともあります。
具体例を挙げると
・アレルギーを誘発させるような生花
・ユリなどの匂いが強い花(患者さんの気分を害することとなる)
・菊や小菊(現世とのお別れの際に使われるイメージが強い)
・バラなどの赤い花(血を連想させる)
・花瓶の必要な花(花瓶が割れた際危険である)
これらのお花はお見舞い品としてあえて選ぶには適していないと言えるでしょう。
明るい色の花を集めたフラワーアレンジメントや生花ではないプリザーブドフラワーの方が無難であると思います。
植物をお持ちしたいのであれば今は消臭効果のあるようなものもありますのでそういったものもお勧めです。
食べ物を選ぶ際のマナー、ルールは?
病院へのお見舞い品として食べ物をお持ちすることも多いかと思います。
しかし、カロリーや塩分など食事制限をしている患者さんもいますし、どんな食べ物でも良いわけではありません。
ここではどんな基準で食べ物のお見舞い品を選べば良いのか幾つか挙げてみました。
・食あたりを防ぐために生ものは避ける
・胃腸の消化機能に負担をかける揚げ物は控える
・食べ切れない量のフルーツは逆に迷惑となる
・糖尿病の治療中であれば甘いお菓子は避ける
・アレルギーに影響を及ぼすものは控える
・食事制限がなければ患者さんの好物を選ぶ
・ある程度日持ちがする物を選ぶ
嫌いな食べ物をお見舞い品として渡しても喜ばれませんし、事前に確認できる間柄であれば本人の希望を聞くのがベストです。
まとめ
以上病院にお見舞いに行く際にお持ちする物についての簡単な基準を考えてみました。
とは言え何よりも患者さんを見舞う気持ちが大事です。
必要以上に考えすぎる必要はありませんが上述した簡単なマナー、ルールを抑えられると良いと思います。