明治時代の低すぎる所得税とその試行錯誤
1. 税金が足りねぇ!明治政府の大ピンチ
明治時代、政府は「税金が足りないよー!」と焦っていました。なんでかって言うと、軍備拡張やら廃藩置県やら、いろいろな改革にお金がかかって仕方ないからです。そこで、思い切って「西洋の税金制度を取り入れてみよう!」と、所得税の導入を閃いたわけです。
なんと、当時の税率は 1~3%。これ、「こんなんで大丈夫か?」と、今見ると少し心配になるほどの低さでございます。今の10分の1にも満たないという・・・
2. お金持ち狙い撃ち!でも農民は無関係さ!
最初の頃、政府は「年収300円以上の人に税金をかけるぞ!」って決めたんです。でも、300円って、今でいうところの 100万円~200万円 くらいの価値!当時の農民たちは、「いやいや、俺たち年収50円だから!」って言って完全スルー。
結局、税金を払ったのは地主や商人ばかり。農民たちは完全に対象から外れました。これじゃあ、「税金って、もはやお金持ち専用アイテムじゃん!」ってなっちゃいますよね。
3. 現場が泣いた!徴収のムズさにギブアップ
さて、いざ税金を集めようとした政府。「よし、税金を集めるぞ!」と意気込んでいたんですが、実際のところ、税金の徴収が 大混乱!
商人たちは「帳簿?そんなの無いっす!」とウソをつきまくり。農村の役人は、「この人、本当に年収500円もあるのか?」って疑いながら徴収をしていたんですよ。
そして最終的に、政府もあきらめて、「あー、やっぱり地租(土地税)だけでいいか…」って。これ、完全に「税金のミラクル失敗劇」ですね。結局、10年で廃止しちゃいました。
4. 再登場!所得税リベンジ編
時は流れ、1899年。経済がちょっと成長して、「さぁ、もう一回所得税を導入だ!」と再導入のタイミングが訪れます。政府は、「今度はうまくいくかも!」と意気込んでたんですが、税金を取られる側は「またかよ!」って思ったことでしょう。
土地税と並行して所得税が復活したんですが、今度はだいぶ納税者が増えたんです。
このタイミングの導入が結局はうまくいって、現代の税制に繋がりました。当時の人たちも、「廃止した税を復活させるって・・・税金のドタバタ劇やないか!」って感じだったことと思います。
5. 明治の税制改革、コントみたいな学び
こんな感じで、税金が何度も登場しては消え、また登場して…「これ、まるで税金のコントだ!」って感じです。明治政府も「税金って難しすぎる!」って痛感していたと思いますが、試行錯誤しながらも何とか現代に繋がる税制ができたんですね。
まぁ、当時の人たちからすれば、「もっと計画的にやれよ!」とツッコミたくなるレベルの乱発ぶりだったんでしょうけど、私たちが今使っている税制の基盤は、実はこうした試行錯誤の結果なんですね。
何事もトライアンドエラーが大事、先人の笑いあり涙ありのドラマが現代の社会に繋がっているのです!