乾燥→加湿器は間違い?その前にあることをやれば効果激増!
2019/03/07
冬の時期の乾燥が苦手な方も多いことと思います。
のどが痛くなったり、肌が荒れたり、インフルエンザなどの伝染に気を配ったりと何かと大変です。
こんな時真っ先に加湿器を使おうとするのではないでしょうか。
「でも今一つ効果を実感できないんだよなぁ」とお思いの方、実は加湿器を使う前にあることをするだけでより効果を発揮するのです。
ここで簡単に説明してみたいと思います。
結露は乾燥対策の大敵
乾燥対策に加湿器を利用し、翌朝窓に結露がたっぷり。
よくある冬の風景です。
こんな時、みなさんは窓に結露するくらい空気が湿っているんだなぁ、とお考えになるかもしれません。
しかしこの結露、乾燥対策には良くないサインなのです。
どういうことかというと
結露が生じる→部屋が潤っている
ではなく
結露が生じる→部屋の湿り気を窓に奪われている
ということなのです。
部屋の空気は温度が高いほど水分、つまり湿り気をキープできるのですが結露の状態というのは
外気との境目である窓が冷やされる→冷やされた窓の周囲の空気が水分をキープできなくなる→結露する
という状態になっているということです。
つまり結露は空気が湿っているという安心のサインというより、湿り気が奪われている危険なサインと言うことができます。
加湿器を使う前に結露を防ぐ対策をする!
上述のように結露することにより加湿器による加湿効果が軽減してしまいます。
そこで加湿器を使う前に結露対策を講じることで、より加湿の効果をアップすることができるのです。
つまり
乾燥→即加湿器
ではなく
乾燥→結露対策→加湿器
とすることで加湿効果がアップするということになります。
具体的な結露対策としては以下のような方法があります。
・窓を二重にする
こちらは窓を二重にすることにより外の冷気が室内に伝わりにくくするという方法です。
効果はありますが費用がかさむのとお気軽にできないのが難点でしょうか。
・結露防止シートを張る
こちらは市販の結露防止グッズを窓に張る方法です。
窓に張るフィルムや、断熱シート、結露防止用シートなどのグッズがありますのでお気軽に活用できます。
見栄えを気にされる方には見た目の面でデメリットを感じるかもしれません。
・中性洗剤で窓を拭く
こちらは食器用洗剤などの中性洗剤で窓を拭くことにより結露を防ぐという方法です。
結露対策用のスプレーも市販されているので見た目を気にされる方にはこのような方法がお勧めです。
まとめ
いかがでしょうか。
上記の通り
乾燥→即加湿器
という流れを
乾燥→結露対策→加湿器
という流れに変えるだけでその効果に大きな差が出てきますので皆さまも是非お試しください!