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日本料理・和食のマナー 意外と知らないNG行為や箸の使い方

2018/10/17

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今や世界中の料理を手軽に食べられる時代となりました。

そんな時流の中、日本人でも、日本料理のテーブルマナーについて意外に知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

テーブルマナーやルールをさらっとこなせると素敵ですよね。

以下では日本料理のテーブルマナーで押さえておきたいポイントをまとめてみました。

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そもそも「日本料理」とはどのようなもの?

現在私たちがイメージする一般的な日本料理は次の3種類に大きく分けられるのではないでしょうか。

・伝統的な本膳料理・・・こちらは専ら儀式に用いられる形式的なもので現在はあまりお目にかかる機会もありません。

・宴会で出される会席料理・・・こちらはいわゆる宴会の席における料理のことで、元来は俳諧の席の料理としてもてなされていました。和食のコース料理と考えて頂けるとイメージしやすいと思います。

・懐石料理・・・こちらは元々は茶でもてなされる料理のことを指します。あくまでも茶が主役で、茶を引き立たせるための料理です。現在では会席料理と混同されて使われているケースも少なくありません。

このように分類されますので日常生活で触れる機会を考えれば会席料理のテーブルマナーを押さえておけばよろしいかと思います。

会席料理のテーブルマナー:食べる順は?

まずは基本の基本、それはずばり「出てきた順に食べる」です。

好きなものだから最後に取っておこう・・・という気持ちもわかりますが食べる順を考えて献立が構成されています。

出てきた順に食べるだけで自然とマナーを守れるのです。

では、一度に全てが並べてある場合は?このような場合は献立に記してある順に食べればOKです。

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ではでは、献立もない場合はどうすれば良い?この場合は左側から右側にかけて食べるようにしましょう。
盛り合わせ料理は左側から右側にかけて味が濃くなるケースが一般的だからです。

会席料理のテーブルマナー:NGな行為は?

敷居が高そうな会席料理とはいえおいしく頂くことがもちろん一番です。

以下の最低限のNG行為に気を付けておいしく頂きましょう。

・盛り方を激しく崩して食べる

・お刺身に醤油をどっぷりと付ける

・魚を裏返してから食べる

・お吸い物を音を立てて飲む

・お吸い物のふたを裏返してお椀にかぶせる

・口いっぱいに頬張って食べる

まずはこれらの行為をしないようにに気を付けて頂けると良いと思います。

会席料理のテーブルマナー:箸の使い方編

日本料理のマナーでの難敵は箸の使い方です。

「和食の作法は箸使いに尽きる」と言う人もいるほど実は奥深いものです。

以下では箸の使い方のタブーを幾つか挙げてみました。

・箸をひっくり返して料理を取る(返し箸)
・食べ物に箸を刺して口へと運ぶ(刺し箸)
・箸置きの替わりに小鉢へと置く(渡し箸)
・箸で手元の小鉢を自分の元に寄せる(寄せ箸)
・器の中で箸を使って食べ物を混ぜ合わせる(探り箸)
・箸の先を口の中に入れて舐める(ねぶり箸)

日常生活ではあまり意識しないかとは思いますが、会席料理を頂く時は箸の正しい使い方を意識してみましょう。

まとめ

以上、何かと敷居が高いと思われがちな日本料理ですが上述した簡単なポイントを押さえるだけでも随分と違います。

最低限のマナーを身に付けておいしく日本料理を食してみてくださいね!

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