緊張するのは自意識過剰が原因?
2018/01/07
自分は人より緊張しやすいな、と考えている人でも自意識過剰なだけというケースもあるかもしれません。
以下で、具体的に見ていきましょう。
緊張するのは自意識過剰が原因なの?
ビジネスやプライベートで緊張しやすい人には、次のような考え方をしている傾向があります。
・他の人から自分がどう思われているのか評価が気になる
・周囲が自分の一挙手一投足に注目していると思っている
しかし、実際は自分が思っている程周囲は真剣にあなたに注目しているとは限りません。
プレゼンや会議の際に居眠りしている人やボーっとしている人を良く目にするはずです。
あなた自身も他人の行動を常に集中して凝視していることはないのではないのでしょうか。
本来人間は自分自身のことを考えている時間の方がよほど多いはずなのです。
そのように気楽に考えれば多少は緊張がほぐれるのではないでしょうか。
正直プレゼンした人の一挙手一投足を一年後まで詳細に覚えている人などほとんどいないはずです。
「自分は他人よりも緊張しやすい」と考えていても、自意識過剰なだけというケースもあるかもしれません。
もっと気楽に考えましょう
・プレゼンや発表会で失敗したらどうしようとネガティブな気持ちが先行する
・自分が周りの人から変に思われているのではないかと気になる
・他人へと良い印象を与えなければならないと強く意識している
相手に好意を持ってもらいたい、他人から認められたい、評価されたいなどの感情が働いていると、あなたを自意識過剰にさせる可能性があります。
成功したい感情の裏返しですから立派な考え方であるともいえます。
しかし上述したようにあなたが思っている程周囲が真剣に凝視している訳ではない、とある意味気楽に構えれば、余計な感情に振り回されずに目の前の行動に集中できるのではないでしょうか。
自意識過剰を克服する具体的な方法とは?
自意識過剰にならないようにするにはどうしたら良いのでしょう。
自分の中での意識や考え方が少し変わるだけでも、今までとは違った感情になるはずです。
以下では自意識過剰を克服する具体的な方法を幾つか紹介してみたいと思います。
・一年後にはほとんど覚えている人はいないと気楽に考える
・「人前では誰でも緊張する」「緊張するのは自分だけではない」と気楽に考える
・みんながみんな真剣に自分に注目している訳ではないのに注目されていると思い込んでいるのがむしろ滑稽であると考える
・無理をしないように等身大の自信を身に付けるよう努めてみる
このように考えるだけでも、緊張の度合いを少しは軽減することができるかもしれません。
自意識過剰な考え方は真面目の裏返しなので責任感のある素敵な考え方とも言えますが、過度な緊張を緩和させるという意味ではまずはもっと気楽に考えられるようになると良いと思います。