晴れてマンションを購入した後に直面するのが挨拶をするかどうか、又どこまで行うかという問題ではないでしょうか。
以下でその点について考えてみましょう。
マンション購入時の挨拶の必要性は?
まず挨拶をするかどうかですが「面倒だな」と思うかもしれませんが、マンション購入時の挨拶は必要だと考えます。
入居後、不慮のことでご近所さんにご迷惑を掛けたりお世話になることもあるかもしれません。
その際に最初に挨拶をしておくのとしていないのとでは当然印象も変わってくると思います。
一昔前と比べてご近所同士の関わりはかなり少なくなっており、挨拶をしない人も増えています。
しかし、賃貸物件であればまだしも、マンションの購入では近隣の人と長い付き合いになると予想できるので、なるべく挨拶回りをした方が良いでしょう。
とは言え、「一人暮らしの女性は防犯の意味も込めてわざわざ挨拶をする必要はない」という考えもありますから、「絶対にすべき」とは一概に言えませんが、挨拶をしない方が良いという明確な理由がない限りは挨拶をされた方が良いのではないでしょうか。
マンション購入時の挨拶はどこまで行うの?
マンションを購入したからといって何十階ものタイプのマンションで全戸に挨拶をするのは現実的に不可能です。
「どこからどこまで挨拶をすれば良いの?」という質問には両隣と上下という回答が一般的でしょう。
両隣⇒壁を隔てて直ぐ隣に部屋があるので何かと迷惑がかかる可能性がある(角部屋の場合は1軒)
上下⇒下層の部屋は特に足音が響く可能性があるので挨拶をする(小さな子供がいる家庭では特に大事)
挨拶をせずに近隣の住人へと迷惑がかかるよりも、最初にお世話になりますという意味を込めてご挨拶をした方が自分への印象やイメージは確実に良くなるでしょう。
また、どこまで挨拶をするのかは購入するマンションのタイプによって入居する方の生活スタイルも変わりますから各々の生活スタイルに合わせた形で良いかと思います。
ワンルームから1LDK程度の単身者向けの賃貸マンションや分譲マンション⇒人の入れ替わりが激しいと想定されるので挨拶の必要性は低くなるでしょう。
2DK~2LDK程度の大きさの賃貸マンション⇒入れ替わりは分譲マンションよりは激しいでしょうが挨拶をした方が良いでしょう。ご夫婦やご家族の方などが多いと思いますが事前に不動産屋さんに伺ってみるのも良いかもしれません。
2DK以上のファミリータイプの分譲マンション⇒長い付き合いになると予想できるので両隣上下のお宅へと挨拶に行くと良いでしょう。
その他どういったマンションを購入するにしても、自分で判断するのが難しいようであれば不動産屋さんに伺ってみるのがベターかと思います。
また、わざわざ訪問して挨拶に行くのであれば、手ぶらというわけにはいきません。
台所用洗剤やタオルなどの消耗品がおすすめで、500円~1,000円程度が一般的なようですから「高価な品物を渡さなければ」と悩む必要はないのです。
以上をご参考に事前の挨拶を終えて入居後の素敵な新生活を送りましょう。