入院を余儀なくされ、退院した後に不在の間お世話になった職場の方やご迷惑を掛けた取引先の方々にご報告、ご挨拶をした方が良いのか気にしていらっしゃる方も多いと思います。
ここで考えてみましょう。
退院のご報告・ご挨拶をするかどうかは周知されているかどうかで判断
長期の入院でご自身が職場から抜けたことにより、不在の際にカバーしてもらうなどお世話になった方やスケジュールを再調整してもらうなどご迷惑を掛けた取引先の方がいらっしゃる場合には退院のご報告・ご挨拶、お世話になったことに対するお礼、ご迷惑をお掛けしたお詫びの気持ちをお伝えしましょう。
逆に短期間の入院でご自身が職場から抜けたことを周りが知らないような状況であればわざわざ報告する必要はありません。
職場の方に退院の報告をする場合
入院による職場からの離脱によりご自身の業務のシワ寄せがいってしまったりフォローをしてもらったりとご迷惑を掛けてしまった相手にどのようにご報告・ご挨拶すれば良いでしょうか。
まず直接お伝えすることができる状況であれば直接お伝えするのがベターです。
なかなか会えないような状況であれば手紙やメールでも結構です。
ご迷惑を掛けたお詫びと、ご自身のフォローをしてもらったことに対する謝意を表すのがマナーです。
取引先に退院の報告をする場合
入院により担当が変わってしまった、スケジュールが変わってしまったなど、ご自身が抜けたことにより円滑な取引に支障をきたしてしまった場合には取引先にもご報告・ご挨拶をしましょう。
この際もご迷惑を掛けたお詫びの気持ちを表すとともにご自身が担当として復帰されるのであれば今後もお世話になる旨をお伝えするようにします。
入院の理由や内容を伝える必要はない
これらの挨拶をする際に入院の具体的な内容を伝え方が良いのか気にされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしそのような内容はプライベートの部分ですのでお伝えする必要はありません。
あくまでも業務上で迷惑を掛けたお詫びと埋め合わせをして頂いた謝意を伝えればよいのです。
まとめ
以上退院した際に仕事関係の方々に退院を報告する際のポイントを挙げてみました。
具体的な病気の内容に触れる必要はありませんがご自身が抜けたことにより影響を及ぼしてしまった方々には退院のご報告をするのが礼儀と言えます。